腸炎
腸炎の原因
腸炎とは、小腸や大腸などに炎症が生じた状態です。感染性、薬剤性、血行障害性、自己免疫性など原因は様々です。
感染性腸炎について解説します。
感染性腸炎はウィルスや細菌、寄生虫が腸に感染して発症します。一般に飲み水や食べたものによる経口感染ですが、動物や人からの接触感染もあります。
夏には細菌性、冬はウィルス性が多いです。
主な感染性腸炎の原因ウィルス・細菌
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ノロウィルス |
カンピロバクター |
病原性大腸菌 |
サルモネラ |
ブドウ球菌 |
腸炎ビブリオ |
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主な原因食品 |
二枚貝（牡蠣） |
鶏肉 |
牛肉豚肉 |
鶏卵牛肉 |
あらゆる食品 |
魚介類 |
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潜伏期 |
1-2日 |
2-10日 |
4-8日 |
12時間-２日 |
1-5時間 |
1日以内 |
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症状 |
嘔吐下痢 |
水様性下痢血便 |
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診断 |
3歳未満、65歳以上に保険適応 |
便培養検査 |
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治療 |
対症療法 |
脱水の治療、症状が強いときは抗生物質投与、下痢止めは原則使用せず。 |
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合併症 |
嘔吐による肺炎・窒息 |
ギラン・バレー症候群 |
溶血性尿毒症症候群 |
腎不全、髄膜炎 |
MRSA腸炎 |
心臓毒性 |
