ご挨拶
2017年9月1日に「 みついわクリニック六角橋 」を開院いたしました。
私は大学を卒業後、消化器疾患を中心に研鑽を積み、外科手術に関しては食道、胃、胆のう、肝臓、膵臓、大腸、肛門、乳腺などの臓器に対して良性疾患から悪性疾患(がん)まで執刀経験がございます。
特に消化器がんに対しては国立がんセンターでの外科研修、慶應義塾大学及び留学先でのがん遺伝子治療の研究、日本鋼管病院では消化器外科手術の一方で化学療法部長として病院全体で年間約1000人の抗がん剤治療を統括・管理してきました。
一つの手術をするためには正確な診断をしてから患者さんの全身状態の評価をし、手術合併症を管理、退院後もフォローアップをしなければなりません。あらゆる患者さんに対応するには非常に多岐にわたる知識や経験が必要とされました。合併症管理するためには高血圧や糖尿病といった生活習慣病に対する知識も求められましたし、残念ながら治療の結果として終末期を迎えた患者さんに対しては自身の人間としての経験も必要でした。誰一人として同じ症状はなく、それぞれの患者さんに合ったオーダーメイドの治療が求められるようになってきています。そこで私はこれらのオーダーメイド治療を患者さんの日常生活の傍らで行いたいと思いたって自らのクリニックを開設するに至りました。当クリニックでは経験豊富な看護師とともに消化器疾患を中心に皆様の健康のお手伝いをさせていただきたいと思います。
私は幼少期から大学卒業まで、20年以上をこの六角橋で育ちました。このたびご縁があり地元六角橋でクリニックを開業することとなり、この地に密着し、自らの理想とする「病気そのものだけではなく、個人の社会的背景を含めた全人的医療」を実践していきたいと考えております。
院長 岩﨑 靖士
医師の紹介
院長 岩﨑 靖士
略歴
平成 6年 | 慶應義塾大学医学部卒業 慶應義塾大学医学部 一般・消化器外科学教室入局 |
---|---|
平成 7年 | 静岡赤十字病院 外科医員 |
平成 8年 | 国立がんセンター 外科レジデント |
平成11年 | 慶應義塾大学医学部 一般・消化器外科学教室 助手 |
平成13年 | 南多摩病院 外科医員 |
平成16年 | ベルギー王国 ルーベンキリスト教大学医学部 遺伝子治療センター留学 |
平成17年 | 日本鋼管病院 外科医長 |
平成23年 | 日本鋼管病院 化学療法室 部長 |
平成29年 | みついわクリニック六角橋 院長 |
所属学会・資格
- 日本外科学会:専門医
- 日本消化器外科学会:専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
- 日本がん治療認定医機構:がん治療認定医
- 博士(医学):平成19年2月取得、慶應義塾大学医学研究科、研究テーマ「ヒト肝細胞特異的遺伝子治療」
- 日本肝胆膵外科学会
- 日本大腸肛門病学会:「ジオン注四段階注射法講習」修了
- 日本臨床肛門病学会
- 日本消化器内視鏡学会
- 日本内視鏡外科学会
- 日本消化器病学会
- 日本臨床外科学会
- 日本乳癌学会
- 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会」修了
- 日本医師会認定産業医
皮膚科担当医師 川瀨 容子
日本医科大学卒業
所属学会・資格
- 日本皮膚科学会:専門医
※川瀨医師の診療は毎週火曜日および金曜日です。